MIKIGAKKI PIANO ATELIERhttps://atelier.miki.co.jp三木楽器 [ピアノ調律・修理・買取] 専門チームFri, 05 Jun 2026 09:33:05 +0000jahourly1https://atelier.miki.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/cropped-20230808_027-scaled-1-32x32.jpgMIKIGAKKI PIANO ATELIERhttps://atelier.miki.co.jp3232 【スタインウェイ希少モデル】ついに完成!https://atelier.miki.co.jp/blog20260605/Fri, 05 Jun 2026 09:32:16 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2468

こんにちは!三木楽器ピアノアトリエのMTです。 半年ほど前の記事では、このピアノについて、外装の状態や傷修理・再生工程の様子をご紹介させていただきました。❝スタインウェイ/ウォルナット❞特別モデルが放つ唯一無二の存在感! ... ]]>

こんにちは!三木楽器ピアノアトリエのMTです。

半年ほど前の記事では、このピアノについて、外装の状態や傷修理・再生工程の様子をご紹介させていただきました。
❝スタインウェイ/ウォルナット❞特別モデルが放つ唯一無二の存在感!
今回はいよいよ‼ 最終調整を終え完成した姿までをお届けします。
昨年末から[MIKIGAKKI PIANO ATELIER]で修理を続けてきた超希少な【STEINWEY&SONS】O型(180cm)、ウォルナット瘤材の美しすぎる木目が特徴のグランドピアノです。
くすみや黒ずみが気になるフレーム・全体的に黄ばんだ象牙鍵盤がどこまで蘇るのか⁇グランドピアノの「音づくり」はどのように行われてるのか⁇ ぜひぜひ最後までご覧くださいませ。

フレーム金粉部分塗装
 ーオリジナルを尊重し必要な部分だけを補修ー

グランドピアノの屋根を開けると、弦やピンを支える金色の鉄骨があります。それがフレームと呼ばれている部分です。

フレームについて

材質は鋳鉄。これに金粉と透明塗料を配合した塗装が施されている。ピアノのフレーム塗装に使用される金色の塗料は、見た目は豪華ですが「純金」ではなくアルミニウム粉末や真鍮(銅+亜鉛)が主な成分とされている。また、ピアノの弦は1本あたり約80~100㎏、全体では約20トンにも達する弦の張力を支え、音程の安定を保つため、防錆・耐久性を重視した工業用の耐久塗料となっている。

さて!整備前はフレームの随所にくすみ・黒ずみ・変色が目立つ状態。これらを必要以上に手を加えず、気になる部分だけに金粉塗装を施す事にしました。これもなかなか難しい作業‥
金粉と言ってもいろんな種類があるんです。例えばヤマハピアノもカワイピアノもフレームの金色の種類は数種類あり同メーカーでも同じ金色ではありません。
今回ご紹介のスタインウェイには、ドイツから取り寄せた金粉を使用しましたが「スタインウェイの金粉といえばこれだ!」とそう簡単にはいきません。さらにこのピアノに限らず、フレームにも経年での色の変化が加わるのですから大変‼
周囲との境界が不自然にならないよう馴染ませる吹き付け作業にも、高度な技術が求められます。
‥金粉でお化粧を施し色合わせもバッチリ‼ とてもきれいな仕上がりに!

before
after
       before
       after

象牙鍵盤の漂白
ー黄ばみは蘇るのか?象牙本来の白さへー


象牙鍵盤はアコースティックピアノの中でも特に繊細な素材です。ピアノの象牙鍵盤は昔の高級ピアノに使われた伝統的な素材で、見た目・手触り・演奏感に独特な特徴があります。

象牙について

象牙は適度な硬さと柔軟性をもっており、非常に細かい彫刻や細工が可能です。古くから印鑑や和楽器の部品、高級工芸品の素材として重宝されてきました。現在はワシントン条約により国際取引が厳しく制限されており、非常に希少価値の高い素材となっています

このピアノの白鍵は象牙鍵盤・黒鍵は黒檀を備えた仕様。当たり前のように経年変化で黄ばみがありました。個人的には、この黄ばみ感も風合いがあって良いものだなと思いますが‥今回はとても魅力的な外装に合わせて象牙の黄ばみもすっきり漂白。
象牙鍵盤は、現代の樹脂素材(アクリル・アクリペット鍵盤など)や人工素材(人工象牙=ニューアイボリー・アイボライト・ファインアイボリーなど)とは異なり吸湿性と独特の触感を持っています。
この独特な質感を損なわないように専用の薬品で漂白作業を施し、本来のしっとりした白さと手触りが蘇りました。丁寧に時間を費やしたおかげで新品のような清潔感を保ちつつ、象牙ならではの風合いも残すことができました。
見た目も手触りも最高の仕上がりとなっています!
極めて入手困難となった、天然象牙鍵盤ならではの贅沢な手触りと弾き心地。独特の質感・触れた瞬間に指先に吸い付くような滑らかさを、ぜひ皆さまに感じて頂きたいです!

        漂白前の象牙鍵盤
         漂白後の象牙鍵盤

全弦張り替え
ー約230本の弦すべてを手作業で向き合う ー

昨年末から長期に渡って整備を行い、いったん4月初旬にようやく完成‼となっておりましたが、巻線・芯線ともに、ほんの少し変色がみられ…。せっかく、アクション調整や音づくりを数日かけて丁寧に行いましたが全弦張り替えることを決意。ここからの作業はスタインウェイやベーゼンドルファーなどの舶来モデルにとっても詳しい、調律師KIにバトンタッチです。

弦の張力を考えながらバランス良く全ての弦を外し…新しい弦を張っていく。彼の、段取りと手際の良さにはいつも感心しております。丁寧かつ精密で、とてもリズミカル。オーバーホールの際も、いつもリズムよく進めていますよ。
外観の美しい木目に、新しく張り替えられた弦の煌めきが加わり、さらに高級感を感じて頂けるのではないでしょうか!

アクション整調
ー整調作業で演奏性の再構築ー

中古ピアノではアクションの調整整備が演奏性を大きく左右します。鍵盤のタッチ・反応・音の立ち上がりなどなど…鍵盤の高さや鍵盤を弾いた時の沈み込みの深さを均一に揃え、ハンマーやダンパーなどのアクションすべての状態を確認!演奏した際にスタインウェイらしい反応の良さと、繊細なコントロールが可能なタッチに調整していきます。

調律
ー音のものさしを正しく揃えるー

アクション調整が整ったあとは、音づくりの土台となる重要な調律です。調律を一言で表すと『音の基礎工事』といった感じでしょうか。約230本もあるチューニングピンを1本ずつ調整。具体的にはチューニングピンに調律用の工具を差し込み音を正しい高さに合わせていきます。今回、全弦交換を実施したので、弦を落ち着かせるために、調律は数日かけて行いました。
すべての弦の張力をコントロールし❝スタインウェイらしい音色❞のイメージを膨らませながら進めていきます。調律師K・Iは大屋根と響板の中心、「空間に音が見える」と言います。ピアノを演奏されいて、この表現「わかるわ~!」と共感される方もたくさんいらっしゃると思います。彼の描き出した音色を、ぜひ確かめていただきたいです。

KI
KI

私は空間に音が見えるんです!

整音
ー音色が語りはじめる仕上げのひとときー

調律を終え、すべての音が正しく並んだだけでは、まだ完成したとは言えません。調律で整った音程という土台の上にどのような「彩」を添えていくか‥ここからが最も大切にしている最終段階の整音『音をつくる』工程。ただ、音程が合っているだけの音から、「心に響く音色」に変化させていく、とても繊細な作業。 整音作業はピッカー(針)といわれる工具を使用し、そのピッカーでハンマーを刺したりヤスリで削ったり‥ハンマーフェルトの状態を変化させながら音色を整える。調律師は「あと一針入れるべきか、ここで止めるべきか」という微妙な判断に神経を集中させこの整音作業に没頭しておりました。

最後に・・・

長期にわたり整備を進めてきた希少モデル【STEINWAY&SONS】のグランドピアノがついに完成いたしました! 
外装・象牙漂白・全弦交換、そしてミリ単位の内部調整まですべての工程を終え、自信をもって送り出せる最高の仕上がりです。
ウォルナットの色味と、このモデルならではの美しい木目は、本当に大きな宝石のようで見惚れます。また、この極上の響きには心打たれるものがあります。「世界にたった1台の希少モデルピアノ!」三木楽器開成館の店頭で皆さまにお披露目される日をスタッフ一同楽しみにしております。

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サウンドメッセ2026🎸初出展!https://atelier.miki.co.jp/blog20260522/Fri, 22 May 2026 10:56:06 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2414

こんにちは!三木楽器ピアノアトリエのMTです。 先日、大阪南港ATCホールで開催されたサウンドメッセ2026に参加させていただきました。 これぞ五月晴れ!といった気持ちのいい青空の中、むかし卒業旅行でお世話になったさんふ ... ]]>

こんにちは!三木楽器ピアノアトリエのMTです。

先日、大阪南港ATCホールで開催されたサウンドメッセ2026に参加させていただきました。

これぞ五月晴れ!といった気持ちのいい青空の中、むかし卒業旅行でお世話になったさんふらわあが停泊してたので懐かしくて記念に1枚‼ 

いざ南港ATC


さて、このたび私たちピアノアトリエはピアノ部門としてサウンドメッセに初出展いたしました。
ピアノアトリエはピアノの調律・調整、中古ピアノの整備・塗装、エレクトーン・電子ピアノのメンテナンスなどが主な業務で、ピアノの買い取りや、輸出業務も行っています。
「なぜ、ピアノ修理部門がこのイベントに?」と疑問ですよね。理由は3つあります。

  • 職人としての探求心:ギター独特の塗装技術や、ヴィンテージの風合いを活かす職人技から多くの学びを得たい!
  • セッションへの想い:ギターとピアノのセッションを楽しむ場面にもピタリとはまるピアノ作りの参考に!
  • 木目の共通点を探る:ギターもピアノも形は違うが「木」の楽器。素材の魅力を活かす共通点を探りたい!


ギターの世界には、感性豊かな塗装技術や職人技が溢れています。その深みのあるリペア技術から何を学び、ピアノ作りにどう還元できるのか。
ギターとピアノはどちらも「木」を主役とした楽器。素材の魅力を最大限活かすという共通点を探りながら、ギターとピアノのセッションがパッと華やぐような、そんな理想のピアノをご提案したい!そんな想いで参加させていただきました。

いよいよ幕開け!初のサウンドメッセへ

会場はというと想像をはるかに超える盛り上がりでした。
私たちに馴染の深いピアノショールームの凛とした空気感とは異なり、どこを見てもギター・ベース・ウクレレがずらり!
視界を埋め尽くす圧倒的な展示数と来場者の熱気‼ ギターからリメイクした黒檀材やエボニー材のお箸や、シンバルをリメイクしたギターピックのキーホルダーなど楽器だけでなく色々なブースが出展されていて、どこを歩いても楽しい雰囲気でした♪

そんな中、ピアノ業界の私たちがブースで販売したのは、昭和レトロなピアノ椅子と、ピアノの黒鍵を加工して作ったハンドメイドキーホルダー。
ピアノ再生や鍵盤修理の過程で、これまではやむを得ず廃棄していた黒鍵を活用し「木のぬくもりを届けたい!」「ピアノの一部を別の形で楽しんでいただきたい!」との想いから生まれたアイテム。
昭和レトロ椅子はギターの弾き語りの際にもぴったりな佇まいのようでご好評いただきました。

鍵盤🎹がキーホルダーに変身

ピアノの黒鍵は黒檀・黒檀調天然木・アクリル樹脂とメーカー・モデルによってさまざまです。
今回使用したのは天然木タイプ。
まず、土台部分と切り離し、整形→研磨→面取り→塗装と‥しっとりした質感で手に取った時の心地よさを思い描きながらひとつひとつ丁寧に仕上げました。

ピアノの鍵盤の状態から
黒鍵部分のみを切り出して
加工すれば完成!

「黒鍵キーホルダー×昭和レトロ椅子」お客様の反応は?


「サウンドメッセにピアノ?」と思われる方が多くいらっしゃると思います。出展のお話をいただいた際、実は私もそんな風に感じていておりましたが…
そんな心配をよそに、当日は想像以上の方々に足を止めていただき黒鍵キーホルダーを手に取って「かわいい!」「これ本当にピアノの鍵盤なんですか‼」など嬉しいお声をたくさんいただきました。

昭和レトロなピアノ椅子にも「懐かしい!」「昔、ウチにもあったなぁ~」と多くの方が目を細めてご覧になってくださいました。皆さまが当時の思い出を話す姿に、私もとっても温かい気持ちになりました。

写真の防音室は、MIKI MUSIC DESIGN+が出展!当日は大変多くの方が試奏をはじめ防音室体験を楽しまれていました。

ギターイベントで学んだ新しい世界

スタッフからお聞きした衝撃のお話ですが、ギターやベースはきれいに塗装仕上げしたのち、あえてダメージ加工をしてカッコよさを引き出した製品がたくさんあるそうです。
私たちピアノ技術者は、ピアノのほんの少しの凹みやすり傷も逃すまい!と常に細心の注意を払って作業していますが、そんな世界感もあるんだなと。。とっても視野が広がりました。
同じ「木」を扱う楽器でありながら、ギターの持つ自由な発想、そして魅せる塗装技術には、新鮮な刺激が溢れていました。

ここで得たインスピレーションは今後のピアノ修理や塗装、そして新しい中古ピアノ作りのアイデアに活かせる良い学びの機会となりました。

最後に‥

現在、新品同様ピカピカ✨の❝三木楽器リフレッシュピアノ❞を三木楽器開成館店頭に送り出していますが、今回の出展をきっかけにギターやベースのダメージ仕様のような『アンティーク仕上げピアノ』にも取り組んでみたい。
そして、いつか私たちの手がけたピアノが素晴らしいギターたちと美しいセッションを奏でる日が来るようこれからも技術を磨き続けてまいります。

当日、ブースにお立ち寄りいただきました皆さま誠にありがとうございました♪

ちなみに、ギターのダメージ加工は、Fender社ではレリック加工、Gibson社はエイジド加工、一般的にはヴィンテージ加工と呼ばれています。

画像:FENDER CUSTOM SHOP/MIKI 200th MBS 1964 Jazz Bass Heavy Relic Built by Greg Fessler
販売ページ

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5月16日・17日『サウンドメッセ in 大阪 2026』でアンティーク椅子の即売会を行います!https://atelier.miki.co.jp/blog20260512/Tue, 12 May 2026 03:09:00 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2388

目次 表示 三木楽器ピアノアトリエがイベント出店します 国内最大級!ギター&ウクレレの祭典 サウンドメッセ in OSAKA 三木楽器も出店します! ピアノアトリエからは“アンティーク椅子”を出品! 黒鍵キーホルダーも会 ... ]]>

三木楽器ピアノアトリエがイベント出店します

GWに沖縄へ行ったらまさかの梅雨入り。大阪より寒くて(17度)スーパーで普段着ないような服(チラシに載ってたりするやつ)を買うはめになったマネージャーSです。
屋内施設はどこも満員で、結局コストコで時間つぶししていました。売っているものは大阪とほとんど同じでした。(何しに行ったんや…)

猫ちゃんにはいっぱい会えました

さて、普段はお客様宅での調律や工房での修理が中心の三木楽器ピアノアトリエですが、
春の陽気に誘われて、なんとギターイベントに参加することになりました。

国内最大級!ギター&ウクレレの祭典 サウンドメッセ in OSAKA

大手メーカー、輸入代理店、個人製作家、有名楽器店が一堂に会する、国内最大級の展示&販売イベントが今年も開催されます。
多彩なアーティストによるライブも予定されており、楽器ファン・音楽ファンなら見逃せないイベントです。

【開催日時】
2025年5月16日(土)11:00~18:30
2025年5月17日(日)10:00~17:30

【会場】
大阪・南港ATCホール

ギター系だけでなく、さまざまな音楽関連の出展があり、ギタリスト以外の方でも楽しめる関西最大級の楽器見本市です。

三木楽器も出店します!

三木楽器は「ショップゾーン」「ペダルサミット」に出店。
ギター・ウクレレ・エフェクター・防音室など、多彩なラインナップを揃えてお待ちしています。

ピアノアトリエからは“アンティーク椅子”を出品!

※参考画像

ピアノアトリエでは、中古ピアノを買取した際に付属してくる椅子の多くが、これまで再利用されず廃棄されてきました。しかし、まだまだ使えるものや、今では見られないアンティーク調の可愛いデザインがたくさんあるんです。

「これはもったいない…」とずっと心を痛めていたので、今回サウンドメッセ会場で厳選したアンティーク椅子を即売することにしました。

実はピアノ椅子、ギタリストさんにも人気なんです。
特にクラシックギタリストは、座り心地や高さ調整のしやすさから、ピアノ椅子を愛用される方が多いですね。

黒鍵キーホルダーも会場限定販売!

さらに、廃棄されるピアノ鍵盤(黒鍵)を再利用した
「黒鍵キーホルダー」も会場限定で販売します。

リサイクル素材ですが、しっかり研磨して仕上げているので高級感があります。
昔のホテルキーのような雰囲気で、ちょっと懐かしさもある一品ですし、音楽好きをさりげなくアピールできるアイテムとしておすすめです。

でもパンツの前ポケットに入れたままだと、太ももに微妙に刺さりますので要注意!
ベルトバックルに付けるのがおすすめです!

会場でお会いできるのを楽しみにしています!

ギター好きの方も、音楽好きの方も、
そして椅子好きの方も(?)、ぜひ遊びに来てください。

スタッフ一同、みなさまとお会いできるのを楽しみにしています

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音が鳴らない鍵盤がある|ヤマハ電子ピアノ修理【P-225 発音不良】https://atelier.miki.co.jp/blog20260410/Fri, 10 Apr 2026 09:47:38 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2261

電音技術者YKです。 今回は、“音が鳴らない鍵盤がある” というご相談をいただき、修理に伺いました。 まずは、機種の確認です。 ヤマハ電子ピアノ P-225 スペースに限りがある場合や、お出かけ先など、様々な場所でピアノ ... ]]>

電音技術者YKです。


今回の修理機種について紹介

P-225は、ヤマハ電子ピアノPシリーズの 中位モデル。

88鍵盤の電子ピアノとしては、コンパクトなサイズで持ち運びも可能!

そして表現力や弾き心地にも妥協なく、アコースティックピアノのような演奏感を実現している、素敵な電子ピアノです。

スペースに限りがある場合や、お出かけ先など、様々な場所でピアノを楽しむことが出来るヤマハ Pシリーズ

別売のオプションスタンドペダルユニットなどと組み合わせることで、さらに演奏性が高まります。

と、ヤマハの楽器の魅力をお伝えしだすともう本当に沢山のお話ができるのですが、何の話してたんやっけ?とならないうちに、話を修理の方へ戻します。

YK
YK

こちらのP-225にて “音が鳴らない鍵盤あり”という、症状。

不良箇所を推測し、修理費用を御見積りします。

今回のご相談では、

① 電源は入る

② 鍵盤自体は正常に動作する

③ ひとつだけ音が鳴らない鍵盤がある

という形で、事前にいくつかお話を聞かせていただくことができました。

考えられるのは、

・接点ゴム

・接点基板

このあたりの不良です。

必要な部品と作業から費用概算をお伝えしたところ、修理のご依頼をいただきました。

ありがとうございます!

分解方法、注意点、各部品の配置場所などもヤマハのサービスマニュアルに記載されていますので、事前に頭に入れておきます。


今回は、いつもお世話になっている、江坂の“studio REFLEXTION様 “ よりご依頼をいただき、修理に伺ってきました。

ご訪問後、まずはP-225の故障箇所と状態の確認をおこないます。

YAMAHA P-225B

その結果、音が鳴らない鍵盤一つ(G#2)の他には、特に問題なし。

この黒鍵だけ、音が鳴らず。

次に部品交換のため、P-225の分解を進めます。

オプションスタンドからP-225を取り外し(下側からネジ4本止まっています)、いよいよ本体の分解です。

事前に確認しておいた、分解手順。

そこには、こう記載がありました。

■分解手順

1.下ケースAss’y(所要時間10分)

『ネジ62本を外して、下ケースを外します。』

YK
YK

この本数の多さは予想できていたところで、Pシリーズのようなコンパクトでスタンド別売のモデルではよくあることです。

修理の際には、多数のネジを外す必要はありますが、強度等を保つためにもすべて必要なネジで、しっかりと作ってある証拠でもあります。

電動ドライバーの助けを借りながら、颯爽とネジを外して行きます。

電動ドライバーを忘れると、大変な目にあいます苦笑

下ケースAss’yの62本のネジたちの一部

下ケースAss’yを開け、鍵盤ユニットが見えてきました。

鍵盤ユニットを取り外す際に干渉する部品を外し、

ツイーター(左右に1個ずつあります)

鍵盤ユニットを取り付けているネジを外し、鍵盤ユニットも外します。

こちらを止めているネジは7本。

内部のネジは多くはないですが、どこにどの種類のネジが止められていたか?

配線も外す必要がありますので、ネジ止めや配線接続箇所忘れないように写真に撮っておくこともしばしば。

自分(の記憶)信じてみた結果、迷いに迷うということもしばしば…

鍵盤ユニット


故障の原因かと思われる接点ゴムや基板は、鍵盤の下に収められていますので、次は鍵盤を外してゆきます。

ド~シまでの白鍵・黒鍵がワンセットで外れます

いよいよ、接点ゴム・基板が見えてきました。

この茶色いゴムが、鍵盤に押し込まれるスピード・タイミングの違いによって、音量が変わります。

接点ゴム側の白丸内(黒い部分 2点)が、基板側の赤丸内の部分に接することで、電気が流れて発音します。

この接点ゴム側2点が、基板側に接する際のスピードの違いが音量の違いとなりますが、接点ゴム・基板側が劣化/変質すると、音量調整が効かなくなる(意図しない音量で音が出てしまう)、音が鳴りにくくなるなどの症状が出ます。

今回のように完全に音が鳴らなくなる症状は、接点間に異物が詰まってしまったり、接点ゴムの破れ、接点基板の腐食などが考えられますが、目視によるチェックでは明確な不良は認められず。

この辺りの音が鳴る仕組みは、以前にご紹介しましたエレクトーンELS-02シリーズと基本的な部分は同じです。


目視だけでは明確な不良は認められませんでしたが、症状は出ていますので該当箇所の接点ゴムと基板を新しいものへと交換します。

本体がコンパクトなので、取付先のスペースが狭かったり、部品が小さかったり。

基板を取り付け、コネクターへ配線を挿し込む

そして基板に接点ゴムを取り付ける

その他配線もしっかりと取り付けて

すべて取り付けを終えて、外装を閉じてしまう前に発音チェック。

この瞬間はやはりドキドキしますが、鳴らなかった音も鳴るようになり、その他の部分も正常に動作しました。

ということで、無事に修理完了です!

良かったです、ほっとしました。

再度ネジ62本で、下ケースAss’yを取り付けていきます。


ネジを外すときは、まだ元気なことが多いですが、修理の終盤にさしかかると、やはり疲れを感じることもしばしば。

人間ですから~、とはいえ調律も修理も体力は必要!

トレーニングに励まなければいけません。

まあ普段は、何もしていませんが…。

昨年の今頃はランニングしていたんですが、真夏のランニングがあまりにもキツく、気が付いた時にはエアコンのそばから離れらなくなっていて…。

秋になったら再開~!と思っているうちに、秋どころか冬も終わって、既に春。

春なので、そろそろ走ろうかな?

という気持ちだけはあるんです、気持ちだけは。

…と、話がまた脱線してしまいましたが、こんな時こそ『 電動ドライバ~!』

今回使用している電動ドライバーは、パワーは控えめのものですが、それでもあるのとないのとでは大違い!

この文明の利器によって、修理作業も効率よく進みます。

ありがたや。

外装も無事に取付完了し、再度動作チェックを行い、修理完了です。

今回のご訪問先について

三木楽器の防音専門チームMIKI MUSIC DESIGN+が、スタジオ設立当初から音響や機材コーディネートを担当。

音にこだわった練習環境を提供してくれる素晴らしいスタジオです。

三木楽器の防音専門チームについては、こちら。


ご購入より10年ほど経過しますと、やはり何かしらの症状が出ることもしばしば。

  • 鍵盤が戻らない/動きが悪い
  • 演奏中に音が途切れる
  • カタカタと雑音がする
  • 外装が破損してしまった などなど

以前は気にならなかった違和感が最近出てきたものの、どこに相談すればよいか分からない…という方は、三木楽器ピアノアトリエまでお気軽にお問い合わせください。

ご相談の内容に合わせて修理作業や費用について、ご案内させていただきます。

※ただし、パーツの供給が終了しているなどで、修理を承ることができかねる場合もございます。

有料とはなりますが、出張下見作業も承ります。

  • 出張下見料 ¥3,300税込~
  • 地域・作業内容により料金は変化いたします

それでは、今回のブログも長文となりましたが、次回はどんな修理をご紹介できるでしょうか。

本当は故障なんてない方が良いに決まっていますが、どんなものにも故障の可能性があるのもまた確かなことです。

そんな時に、ふと、三木楽器ピアノアトリエのことを思い出していただければ、嬉しく存じます。

それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

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❝スタインウェイ/ウォルナット❞特別モデルが放つ唯一無二の存在感!https://atelier.miki.co.jp/blog20260210/Tue, 10 Feb 2026 08:44:24 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2118

こんにちは♪三木楽器ピアノアトリエのMTです。 「ただものではない!」とっても希少なピアノのご紹介です。まるで大きなパワーストーンのように繊細で美しい外観には、誰もが目を奪われるのではないでしょうか!! 長年、多くのピア ... ]]>

こんにちは♪三木楽器ピアノアトリエのMTです。

「ただものではない!」とっても希少なピアノのご紹介です。まるで大きなパワーストーンのように繊細で美しい外観には、誰もが目を奪われるのではないでしょうか!! 長年、多くのピアノ再生に携わってきましたが、一生お目にかかることがなかったかもしれないような特別な1台です。光の当たり方で表情を変える木目と、奥行きのある色合いは神秘的でいつまでも眺めていたくなります。
そのピアノはスタインウェイ【クラウンジュエルシリーズ】の前身ともいえる特別モデルのグランドピアノです。

空間の格を上げるスタインウェイ❝特別モデル❞がアトリエへ!

今回、三木楽器ピアノアトリエへ入庫したグランドピアノは市場に出ること自体が少なく、修理や再生現場でもめったに出会うことのできないモデルのひとつです。
このピアノを目の当たりにした瞬間、通常の木目ピアノとは明らかに違うオーラに感動しました。イタリアの高級家具ブランドとして有名なサルタレッリ(Saltarelli Mobili)の食器棚・飾り棚・ドレッサーや、ベースブランドのFODERAや高級ギター(エキゾチックウッド)を連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか⁈
選び抜かれた素材で化粧板の表情は1台ごとに異なる『世界にたった1台の存在』なんだそうです。外装に使用される木目の流れ・左右対称性・導管の揃い方・色調の深さなどが本当に見事で、芸術作品のようです!!!!

作業前の状態は⁇

内部のチューニングピンや弦には多少の錆び・くすみが見られる。アクションは消耗が少なく良好!外装も目立った汚れや傷・金属パーツの錆びはほとんど見られず、状態は良好だと思われたのですが…複数箇所に化粧板の浮きや部分的な剥がれが確認されました。このような化粧板の剥がれはそれほど珍しいわけではなく、過去に整備したPLEYEL(プレイエル)・Orgast Holster(オーガストフォルスター)・PETROF(ペトロフ)などでも同様の症状がみられました。 また、白鍵には象牙が使われているのですが、象牙鍵盤特有の黄ばみが少々見られました。象牙(白鍵)漂白については、また改めてご紹介させていただこうと思っています!

化粧板の剥がれ修復方法の選択

化粧板の浮きと剥がれの症状が見られたのはペダル柱・脚柱・ピアノの裏側、そして「前框(まえかまち)」と「棚板(たないた)」と呼ばれるピアノを弾く際に、演奏者が向かい合う部分です。鍵盤部を挟むようにある上下の板なのですが‥この部分の化粧板が下側から少し剥がれていました。通常のピアノでは、このような場合、化粧板を貼り替える事もありますが、この希少モデルでは、唯一無二の美しい化粧板を貼り替えるなんて選択肢はありません。そこで、オリジナルの化粧板を生かし接着修復する方法を選びました。

ピアノを裏返す??―苦労した工程

特に苦労したのがピアノを裏返して接着する工程。グランドピアノを反転させた光景は決して日常的ではありません。   

常に重量・重心を考慮しつつ、別のトラブルを招くことのないよう慎重に進めなければなりません。養生作業や接着剤を流し込むための下準備を含め、地面に這いつくばっての厳しい態勢。そんな動作が制限される作業は何かと苦労の連続でしたが、こうして裏返したおかげで、裏側のペダル取り付け部分・支柱・響板などの状態確認を通常よりじっくり行えるといった利点も!また剥離部分をしっかり確認でき接着剤の流し込みや万力での圧着もスムーズとなりました。結果としてオリジナルの化粧板を痛めることなく安定した接着が完了してホッとひと息です。

まとめ

化粧板の不具合を含め、外装の整備はようやくゴールが近付いてきました。このような希少なピアノは、修復する私たちにも高い判断力と技術力が求められると思っています。オリジナルの繊細な木目・風合い・質感を保ちつつ輝かせる事を最優先に、昨年末から年を越して急がず丁寧に進めております。この魅力的なピアノが三木楽器開成館でお披露目される日を楽しみに、もう一息頑張って向き合ってまいります。


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【幼稚園・保育園の先生必見!】カワイが“100台のピアノ”を全国の園に寄贈するビッグプロジェクト始動!https://atelier.miki.co.jp/blog20260109/Fri, 09 Jan 2026 02:32:53 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2103

目次 表示 KAWAI創業100年のビッグプロジェクト 「ピアノのたね 100 未来へ紡ぐ音楽の絆 芽吹きプロジェクト」について 応募スケジュール 応募方法 カワイがこの企画を行う理由 まとめ:応募しない理由がない企画! ... ]]>

KAWAI創業100年のビッグプロジェクト

2027年に創業100周年を迎える河合楽器製作所(カワイ)が、全国の幼稚園・保育園・認定こども園を対象に、新品のアップライトピアノ100台を寄贈する大型プロジェクトをスタート!

音楽教育に力を入れている園はもちろん、
「古いピアノを買い替えたい…」
「子どもたちにもっと良い音環境を整えたい」

そんな園にとっては、まさに絶好のチャンスです。

「ピアノのたね 100 未来へ紡ぐ音楽の絆 芽吹きプロジェクト」について

  • 全国の園から最大100園を選定してピアノを寄贈
    寄贈されるのは 新品のアップライトピアノ(椅子・配送・納品後の調律1回付き)。
    園にとっては実質“完全無料”で導入できます。
  • 応募には「子どもたちが描く絵」が必要
    応募書類に加えて、カワイが設定するテーマに沿った“子どもたちの絵”を提出します。
    「音楽と表現の楽しさを感じてほしい」というカワイの想いから生まれた参加型企画。
  • 上位5園は“世界に一つだけのラッピングピアノ”がもらえる!
    提出作品の中から特に優れた5園には、子どもたちの絵をデザインに使った特別ラッピングピアノが寄贈されます。
    園の宝物になること間違いなし!

色付けされているところに絵がラッピングされるそうです!

応募スケジュール

  • 募集期間:2026年1月20日(火)〜 2月20日(金)必着
  • 結果通知:2026年3月上旬
  • 納品開始:2026年3月中旬〜順次
    ※ラッピングピアノは納品が遅れる可能性あり

応募方法

  • 特設サイトから申請フォームに入力
  • 応募用紙をダウンロード
  • 子どもたちの作品を添えて郵送で提出
    特設サイトはこちら↓

カワイがこの企画を行う理由

カワイは長年「カワイ音楽教室」「カワイ体育教室」などを通じて、
子どもたちの感性や創造性を育む教育活動を続けてきました。
今回の寄贈プロジェクトは、
次世代の子どもたちに、音楽の力で豊かな未来を届けたい
という想いから生まれたもの。
音楽が園の日常にあることで、子どもたちの心が育ち、園全体の雰囲気もより温かくなるはずです。

まとめ:応募しない理由がない企画!

新品ピアノの寄贈、子どもたちの作品参加、特別ラッピングのチャンス…。
どれをとっても魅力的で、応募する価値は十分。

「うちの園にもチャンスがあるかも!」
そう思った先生は、ぜひ早めに準備を。

応募期間は1ヶ月しかありません。
気になる方は特設サイトをチェックしてみてください。

MIKIGAKKI PIANO ATELIERは幼児教育・保育施設を応援しています

幼稚園や保育園では、長年調律されていないピアノが置かれていたり、電子ピアノが故障したままになっていたり、そろそろ買い替えを検討したい…というケースも少なくありません。

当社では、ピアノの点検・修理・調律から買い替えのご相談まで、幅広くサポートしています。
ヤマハ認定技術者も在籍しており、専門性の高いサービスをご提供できます。
どうぞお気軽にご相談ください。


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フランスの名門ピアノ《PLEYEL》https://atelier.miki.co.jp/blog20251225/Thu, 25 Dec 2025 09:18:30 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2040

こんにちは!三木楽器ピアノアトリエのMTです。 今回は、現在三木楽器開成館の店頭にて展示・販売しているフランスの名門ピアノメーカー PLEYEL(プレイエル) のグランドピアノをご紹介いたします。 目次 表示 プレイエル ... ]]>

こんにちは!三木楽器ピアノアトリエのMTです。

今回は、現在三木楽器開成館の店頭にて展示・販売している
フランスの名門ピアノメーカー PLEYEL(プレイエル) のグランドピアノをご紹介いたします。

プレイエルとは…

PLEYELは、ショパンが愛用したことでも知られるフランスの老舗ピアノメーカー。
繊細で表現力豊か、そしてどこか詩的な音色が特徴です。

今回ご紹介するグランドピアノは、PLEYELの中でも特にシンプルで落ち着いた品格を感じさせるモデル。
美しい木目と深みのある色合い、白鍵には象牙、黒鍵には天然木の黒檀を使用し、脚部の装飾や大屋根突き上げ棒の一部には真鍮が用いられるなど、細部まで上質なつくりが感じられます。

また、ルノワールの名画『ピアノに寄る少女たち』に描かれたピアノは、PLEYELではないかとも言われています(※一説)。そんな歴史にも思いをはせながら、このピアノの再生作業を振り返りながらご紹介していきます。

まずは状態の確認から

整備前の状態は、決して良いとは言えませんでした。塗装のひび割れ、化粧板の剥がれ、ペダルや蝶番の錆び。大屋根を外すと、弦やチューニングピンの錆びも進行しており、さらに響板には割れも確認されました。このままでは、本来の響きを十分に発揮できない状態。確認を進める中で「大掛かりな修理になる!」と直感しました。

外装修理を開始

まず取り掛かったのは、本体・屋根・鍵盤蓋の塗装剥離作業です。大きなパーツが多く、ひたすら剥がす作業が続きます💦
この工程だけでも数日を要しました。平滑さを保ちながら分厚い塗装を削り落とす作業は、根気と忍耐が問われる工程。

塗装を剥がし終えると綺麗な化粧板が現れ、ようやく再塗装の開始です。その後、何段階にも分けて塗装を行い本来の美しい色合いを取り戻しています。

響板修理― 内側の仕事こそ重要

錆びた弦やチューニングピン・金色のフレーム部分を取り外すし、響板の状態をしっかり確認します。
響板にも塗装が施されているため、ここでも再び塗装剥離作業からスタート💦
剥離後、割れを丁寧に止め、新たに塗装を施します。この工程は音色にも影響するため、特に慎重に進めました。

弦張り―音の骨格づくり

外装修理と響板修理が完了し、いよいよ弦張り作業へ
チューニングピンを一本ずつ打ち込み、全体の張力バランスを考えながら弦を張っていきます。
グランドピアノは総張力が非常に大きいため、わずかな狂いが音色や耐久性に影響する。それを踏まえつつ地道に進めていきます。PLEYEL特有の響きを損なわないよう、オリジナルの設計や時代背景を意識しながらの緊張感のある地道な作業です。

象牙鍵盤の漂白

長い年月を経た象牙鍵盤は、黄ばみや色ムラが出てきます。今回はできる限り素材を傷めない方法で時間をかけて丁寧に漂白を行いました。自然でやわらかな象牙本来の表情に仕上がりました。

整調・調律―仕上げの工程

最後は、弾き心地と音色を決定づける整調・調律・整音作業です。三木楽器ピアノアトリエでは、ここから音作りのプロフェッショナルに引き継ぎます。鍵盤の深さや重さ、アクション働きをすべてを調整し演奏者が自然に表現できるタッチを作り上げます。その後、張りたての弦を落ち着かせるために何度も調律を重ねPLEYELらしい繊細で歌うような音色を引き出しています。

最後に―店頭展示・ご試弾について

今回ご紹介させていただいたPLEYELグランドピアノP170は、現在は下記の店頭にてご試弾いただけます。文章では伝えきれない木目・音色・タッチは、ぜひ実際に見て触れてご体感くださいませ。


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ピアノ高価買取キャンペーン実施中!https://atelier.miki.co.jp/blog20251217/Wed, 17 Dec 2025 10:01:15 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2025MIKIGAKKI PIANO ATELIERの「ピアノ買取センター」では、ただいま下記のモデル(品番)の買取を大強化しております。
ご自宅に眠っている…という方は、ぜひお問い合わせくださいませ!

品番の確認方法

ピアノの品番は、屋根を開けたところに記載してあります。製造番号(6ケタ~7ケタ)のご確認もお忘れなく。

買取強化品番 一覧

1973年~1980年
U3H
1975年~1980年
UX
1975年~1982年
YUX
参考画像
1978年~1982年
YUA
参考画像
1982年~1987年
U3A
参考画像
1982年~1988年
UX5
参考画像
1988年~1990年
UX30BL
参考画像
1989年~1994年
U30A
参考画像
1990年~1994年
UX30A
参考画像
1994年~1997年
UX300
参考画像
1997年~2001年
YU3
参考画像
2001年~2006年
YU30
参考画像
2006年~現行
YUS5
参考画像

これらのモデルは、まだまだ現役で使用できる、次の世代へ受け継いでいきたい人気モデルです。

もちろん、上記以外の品番の買取も強化しています!皆さまのお問い合わせをお待ちしております。

お問い合わせ


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アウトレット中古ピアノのクリアランスセール!https://atelier.miki.co.jp/blog20251213/Sat, 13 Dec 2025 11:27:04 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=2015

数多くのお客様に支えられ、2025年はMIKIGAKKI PIANO ATELIERにとって躍進の一年となりました!日頃のご愛顧に感謝し、当社が保有しているアウトレット中古ピアノ※を一斉放出いたします! 早いものがち!売 ... ]]>

数多くのお客様に支えられ、2025年はMIKIGAKKI PIANO ATELIERにとって躍進の一年となりました!
日頃のご愛顧に感謝し、当社が保有しているアウトレット中古ピアノ※を一斉放出いたします!

早いものがち!売り切れ次第終了!
皆さまのお問い合わせをお待ちしております。

ピアノ専門店「三木楽器 開成館」では展示していない、アウトレットランクの中古ピアノです。いずれもMIKIGAKKI PIANO ATELIERの責任のもと調整を行っておりますので、ご安心してお求めください。

セール品一覧 ※随時追加予定

お問い合わせ


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冬季休業日のお知らせhttps://atelier.miki.co.jp/%e5%86%ac%e5%ad%a3%e4%bc%91%e6%a5%ad%e6%97%a5%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/Fri, 05 Dec 2025 03:29:37 +0000https://atelier.miki.co.jp/?p=1996

いつもMIKIGAKKI PIANO ATELIERをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、以下の期間は窓口業務を休止させて頂きます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

<休業期間>
2025年12月30日(火)~ 2026年1月4日(日)

29日30日31日1日2日3日4日5日
××××××

尚、休業日中も問合せフォームより問い合わせ受付可能ですが、
回答は営業日に順次ご対応させていただきますので、あらかじめご了承ください。

お客様には大変ご不便をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

問合せフォーム

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